Lynyrd Youngのブログ

競馬の思出話です

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

史上初の牝馬3冠 『メジロラモーヌ』

1986年(昭和61年)の牝馬クラシックはメジロラモーヌ一色になりました。 デビューは3歳(現在の2歳)10月の東京の新馬戦でした。ダート1400メートル戦。血統の良さ(モガミ✖メジロヒリュウ)と調教タイムの良さから、圧倒的1番人気に支持さ…

シンザン最後の傑作 ミホシンザン

1985年(昭和60年)の牡馬クラシック戦線はシンザン産駒、ミホシンザンに注目が集まりました。 ミホシンザンの初戦は4歳(今でいう3歳)の1月中山1600メートル戦でした。2着に9馬身差の圧勝で、早くも素質の片鱗を見せました。続いて2戦目は…

2年連続3冠馬 シンボリルドルフとミスターシービーの対決

1984年(昭和59年)、中央競馬会はこの年から重賞にグレード制を導入しました。八大競争をはじめ宝塚記念、ジャパンカップ、エリザベス女王杯、それにマイル戦の安田記念、マイルチャンピョンシップ、それと3歳馬の朝日杯3歳ステークスと阪神3歳ス…

遂に出た!3冠馬 ミスターシービー

1983年(昭和58年)はセントライト、シンザンに次ぐ史上3頭目、戦後2頭目、19年ぶり、そして父内国産馬としては初めての3冠馬の誕生に沸きました。 ミスターシービーは前年1982年11月の東京でデビューしました。もちろん圧勝でした。ミスタ…

不思議な2冠馬 カツトップエースと悲運な名馬 サンエイソロン

1981年の牡馬3冠レースは不思議な結果に終わりました。1冠目の皐月賞はトライアルのスプリングステークスを1番人気で勝ったサンエイソロンが有力視されていましたが、レース前日に繋靱帯炎を発症し出走取り消しになり、大混戦ムードになりました。 案…

無冠の帝王 モンテプリンス

1980年、昭和55年の牡馬クラシック戦線は大混戦となりました。不良馬場の皐月賞は道悪巧者の増沢ハワイアンイメージが制しました。2着に3番人気だったオペックホースが入り、モンテプリンスは4着でした。 モンテプリンスは距離が延びればこの馬だと…

遅れてやってきた大物 ホウヨウボーイ

以前書いたサクラショウリとバンブトンコートと同期でしたが、クラシック戦線には全く出走が叶わなかった馬、それがホウヨウボーイです。 ホウヨウボーイは3歳(今の2歳)の暮れの中山でデビュー、1番人気で6馬身の差をつけて圧勝します。ところがレース…