Lynyrd Youngのブログ

競馬の思出話です

2018-01-01から1年間の記事一覧

ハイセイコーとタケホープ

私がまだまだ競馬なんぞに興味が無かった頃、昭和48年(1973年)、ハイセイコーという馬が地方競馬から中央競馬に殴り込んできたと大変な騒ぎになっていました。それまでシンザンの名前ぐらいは聞いたことがありましたが、ハイセイコーの出現で競馬が…

史上最強馬 ディープインパクト

長い競馬観戦の歴史の中で、私が最強と思う馬は無敗の3冠馬であるシンボリルドルフとディープインパクトでしょう。どちらも甲乙つけがたい強さを持っていました。 シンボリルドルフは先行抜けだしの、安定感抜群の優等生的競走馬でした。その分競馬でのハラ…

テイエムオペラオーの快進撃は

2000年はテイエムオペラオーの快進撃で幕を開けました。 その前年の4歳(当時の馬齢)クラシック戦線は皐月賞がテイエムオペラオー、日本ダービーがアドマイヤベガ、そして菊花賞がナリタトップロードでした。 テイエムオペラオーは皐月賞を勝っていま…

スペシャルウィーク VS セイウンスカイ

1998年の4歳牡馬のクラシックは横山典弘セイウンスカイと武豊スペシャルウィークの戦いになりました。 スペシャルウィークは3歳の11月、阪神の新馬戦で勝ち上がります。続く500万特別は2着でしたが、きさらぎ賞を1番人気で勝ち弥生賞を目指し東…

人気薄での2冠達成! サニーブライアン

1997年のクラシックは以前の記事で紹介した1981年の皐月賞、日本ダービーの2冠を達成したカツトップエースによく似た馬が登場し結果的にはこの年の4歳馬の主役になりました。 その馬はサニーブライアンです。ブライアンズタイムにスイフトスワロー…

奇跡のダービー制覇 フサイチコンコルド

誰もがその目を疑った瞬間でした。1996年の日本ダービー東京優駿での出来事です。 僅か2戦のキャリアでダービーに臨んできたフサイチコンコルドが勝ってしまったのです。 フサイチコンコルドはカーリアンとバレークイーンの仔で、体質が弱くデビューも…

10年ぶりの三冠馬 ナリタブライアン

1994年の4歳クラシックはナリタブライアンに始まりナリタブライアンで終わりました。 ナリタブライアンは1993年8月の函館の新馬戦でデビューしました。前年の菊花賞馬で年度代表馬のビワハヤヒデの半弟ということもあって、2番人気に押されました…

1993年、3強対決は!

1993年のクラシック戦線は3強対決に沸きました。 ウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンの3頭です。鞍上もそれぞれ途中からですが柴田政人、岡部幸雄、武豊と当時を代表する騎手でした。 まずはウイニングチケットとナリタタイシンの対決…

ミホノブルボンVSライスシャワー、そして結末は

1992年の牡馬クラシック戦線は短距離血統の格安馬ミホノブルボンの快進撃で始まりました。前年の朝日杯3歳ステークスを単勝1.5倍の超人気で勝ち3連勝で最優秀3歳牡馬に選出されました。 明けて4歳になって4カ月の休養を挟んで皐月賞トライアル、…

親子2代の三冠制覇はなったのか?

1991年の牡馬クラシック戦線は前年の朝日杯3歳ステークスを勝って最優秀3歳牡馬に輝いたリンドシェーバーが、同じく阪神3歳ステークスを勝って最優秀3歳牡馬の座を争ったイブキマイカグラに弥生賞で敗れ、なおかつ骨折が判明しそのまま引退となって…

悲しい結末 ダービー馬アイネスフウジン

1990年、オグリキャップの人気に沸く中央競馬界。この年の4歳クラシック戦線もそのオグリキャップ人気にあやかって、盛り上がりました。 その主役は前年の朝日杯3歳ステークスを制し、最優秀3歳牡馬に選ばれたアイネスフウジン。アンバーシャダイの産…

芦毛対決は!タマモクロスとオグリキャップ

私が芦毛馬と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、シービークロス、メジロティターン、メジロマックイーン、ウィナーズサークル、クロフネ、最近ではゴールドシップあたりでしょうか。しかし忘れてならないのはやはりタマモクロスとオグリキャップでしょう。 1988…

幻の3冠馬 サクラスターオー

1987年の牡馬クラシック戦線はやや戦国模様を呈していました。その原因は前年の最優秀3歳牡馬に選出されたメリーナイスが皐月賞トライアル、フジテレビ賞スプリングステークスで9着に大惨敗を喫するという結果に終わり、俄かに弥生賞を勝ったサクラス…

牝馬3冠の陰で 牡馬3冠レースは

久しぶりの競馬記事になります。 前回は1986年の牝馬3冠に輝いたメジロラモーヌについて書きましたが、その陰で牡馬の3冠レースはどうだったのでしょう。 まず3歳時(今の2歳)に凄い馬が現れました。ダイシンフブキです。騎手は菅原泰夫。9月の中…